古布の酒袋を組み合わせて作ったトートーバッグです。

個性輝く手作り一点モノのバッグ♪
周りの視線を引き付けます。

酒袋（さかぶくろ）は、造り酒屋で「もろみ」を入れてお酒を絞るのに用いた袋です。
手織木綿に柿渋を塗ってできており使い続けるほどに味わいが出る生地です。
平織りで織られた厚手の布で、強度・耐久性・通気性に優れ、色に淡いムラがあるのが特徴です。

今は「もろみ」は機械で絞りますので酒袋はほとんど使われません。
近年の和風ブームで、そのムラの美しさが見直され、バッグや小物、インテリアに活かされるようになり人気が高まっています。

この酒袋の数種類を組合せました。
それぞれの生地を時間をかけて格子模様に丁寧にパッチワークしました。
それぞれの布の染め色の違いが面白いアクセントになっています。
アクセントに持ち手に木札を付けています。

表の反対側は口幅29cm、深さ15cmのポケットがあります。
携帯やスマホなど、直ぐに取り出したいときに便利な収納ポケットです。

表と裏は違ったデザインになっていますので両面で違う表情も楽しめます。
芯は入っていますが酒袋の生地が丈夫ですので薄手の芯を使いました。
柔らかい手触りです。

持ち手も酒袋で作っています。

開け口には1ヶ所のマグネットボタンで留めるタイプです。

底板が付いていますので重い物を入れてもバッグの型崩れを防いでくれます。

中側には綿素材で裏地を付けています。
中には深さ14cmオープンポケットが2つ。
反対側の深さ19cmのポケットを付けています。

柿渋染めは生地を丈夫にして使い込むごとに色目を増すのが最大の特徴です。
ご自分だけの味わいの色に育てあげてください。