古布の家紋幕で作った個性輝くチュニックです。
家紋幕は昔、お正月、お祭り、祝儀の際に使っていました。
縁起の良いリメイク素材です。 厚手のしっかりとした生地ですが、古布ならではの腰が折れた柔らかく優しい手触りです。 綿素材でお手入れも簡単です。
染色はしていません。 藍染めの幕は経年の色褪せで清涼感、味わいのある水色になっています。 家紋はクッキリと白色が残っています。
この古布の家紋幕に柿渋染めした手ぬぐいを直線、曲線で裁断してアクセントを入れています。 一手間加え、遊び心を入れました♪
前に白抜きの大きな家紋を大胆に配置しました。 家紋の「三つ橘(たちばな)」。珍しい紋です。
家紋は中央に配置すると目立ち過ぎるので、あえて左にずらして服のデザインの一部にしています。
後に5cmの空きがあります。
直径1.6cmのボタンを1個付けています。
形はAラインの女性らしい可愛いシルエットです。 スッポリかぶれるデザインで、どなたにも気軽にお召し頂けます。
ポケットは付けていません。
袖は長い期間着ていただけるように半袖にしました。 衿はシンプルな丸首なので下にハイネックや衿付きのものを着られます。
裏無しになっていますが生地がしっかりしていますので暖かい季節は中に半袖Tシャツ1枚で、肌寒い季節は中に長袖のTシャツや薄手のセーターを着て長い期間着ていただけるチュニックです。 このチュニックを作るのに使用したのは古布の家紋幕で数箇所に小傷がありました。 芯を貼ったり、同色の生地を縫い合わせたりして目立たなく補強しています。
|