2種類の素材を組み合わせて作った素敵なワンピースです。
緑色の油単(ゆたん)をベースにして日本手ぬぐいを合わせました。
油単は昔、箪笥(たんす)や長持などの覆いとして使用していた大風呂敷です。
厚手のしっかりとした生地ですが、古布ならではの腰が折れた柔らかく優しい手触りです。
綿素材でお手入れも簡単です。
日本手ぬぐいは柿渋染め・墨染めしてシックで大人しい色合いにしています。
柿渋染めは、その昔は酒袋を染めたり、番傘に塗ったりしていました。柿渋で染めると生地が強くなる上、 柿渋の中にある「柿タンニン」には
消臭・防腐・抗菌の効果があります。
着込むほどに柿渋の風合いが増していく個性輝く素敵なお洋服です。
前は真中に緑色の油単を入れて斜めに切り替えています。
右肩に墨染めした「豆絞り柄」の手ぬぐい、裾に柿渋染めした美人画の手ぬぐいを配置しました。
裾の美人画の手ぬぐいが個性的で素敵なアクセントになっています。
後も真中に緑色の油単を入れて2種類の手ぬぐいを斜めに切り替えています。
左肩の漢字柄は「般若心経」です。
下は祭りの手ぬぐいで漢字と山車の絵がアクセントです。
形はAラインの女性らしい可愛いシルエットです。
スッポリかぶれるデザインで、どなたにも気軽にお召し頂けます。
右に脇ポケットを付けています。
大きさは口幅28cm×深さ17cmです。
袖は長い期間着ていただけるように半袖にしました。 衿はシンプルな丸首なので下にハイネックや衿付きのものを着られます。
裏無しになっていますが生地がしっかりしていますので暖かい季節は中に半袖Tシャツ1枚で、肌寒い季節は中に長袖のTシャツや薄手のセーターを着て長い期間着ていただけるワンピースです。 |