古布の「武者絵幟(のぼり)」を天然染料の柿渋で染めたフレンチ袖のベストです。
柿渋染めは、その昔は、酒袋を染めたり、番傘に塗ったりしていました。
柿渋で染めると生地が強くなる上、
柿渋の中にある「柿タンニン」という物質には 消臭・防腐・抗菌の効果があります。
太陽の染と言われており、太陽をいっぱい浴びだんだんと渋い色が出て来るのが特徴です。
「武者絵幟」は主に甲州、中部、九州地方などで5月の節句に立てられます。 その歴史は古く江戸中期頃、初めは武家社会の間で端午の節句頃になると「たくましく育ってほしい」との願いを込めて武将の姿を描いて庭先に飾りました。後に一般大衆化しました。 作品は武者絵の顔を左前にもってきました。
両脇はウェストポイントの一箇所で縫い止めしているため、袖ぐりも大きくスリットも15cmと長めです。インナーに厚手のお洋服を着用できますし大き目サイズの方にもゆったりとした着心地です。
ボタンは直径2.2cmの大き目のボタン2個。
温かい季節はTシャツやセーター・ブラウスと合わせて、寒い季節はジャケットやコートのインナーとして長い期間、着ていただけます。
周りの視線を惹きつける個性的で飽きのこないベストです。 |