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柿渋は化学物質を一切使用しませんので、地球環境に優しいエコ塗料として注目されています。又、ホルムアルデヒドの吸着性も実証されており,エコ塗料の内装材として注目を集めております。

木材への柿渋の塗り方

@ペーパーを掛ける
木材に塗る場合にはペーパーで素地の表面を整えて下さい。ペーパーは180番位の荒い物が良いかと思います。木の表面の汚れや他の仕上げ剤が付着している場合には十二分に落としてから、柿渋を塗って下さい。又、古材に使用する場合にも同様な作業が必要です。

 


  杉を塗った時のサンプルです。
  左:白木
  右:上から、1回・2回・3回塗り

A木目に沿って柿渋を塗る
木目に沿って一定方向に塗って下さい。刷毛は水性塗料用を使用して下さい。又、刷毛は使用後直に水洗すれば問題なく繰り返し使用できます。

B布でふき取る
塗り終わった後で、表面に気泡が出来たりムラが出来たりした場合には、均一になるように布で軽くふき取って下さい。その後は自然乾燥させて下さい。特に急ぐ場合には、直射日光に当てるとより早く発色します。

C必要量
材質によっても多少変りますが、平均値としましてはカキタフ1Lで約10m2を塗ることが出来ます。回数を重ねるごとに色は濃くなりますし、又時間とともにゆっくり発色しますので、連続して塗るよりも暫く時間を置いてから次回塗るようにして下さい。一般的には2〜3回塗りをお勧めします。

D水で薄める
少し水で稀釈すれば浸透性がよくなりますので、材質によっては水で薄めて下さい。

 

注意点
十分に乾燥固着する前には、水に濡れた状態で放置しないで下さい。十二分に乾燥固着すれば、水に溶け出すことはありません。
外装に使用する場合には環境によりましては耐久性に問題が生じる場合があります。


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